トーキョーアート・太田 茉莉瑛さん

SPECIAL
INTERVIEW

すみだとわたし
トーキョーアート・太田 茉莉瑛さん

トーキョーアート

太田茉莉瑛さん

Q1.(すみだで)どんなお仕事・活動をされていますか?
私が勤めるトーキョーアートは、印刷会社として創業してから五十余年経ちますが、今日は印刷だけにこだわらず、墨田区に根差して活動している会社です。
例えば、鉄道会社さんからのご依頼で墨田区とほかの地域をつなぐイベントの企画をご一緒させていただいたりなど、企業様が地域につながりたいという思いを叶える活動をさせていただいています。

また、墨田区産業振興課さんや墨田区商店街連合会さんからのご依頼で、墨田区商業コーディネーターもしています。区内には魅力的なお店がすごくたくさんあります。しかし、個人店や、小さなお店が多いので、日々の業務だけで手いっぱい。そういったお店の魅力を発掘して、必要に応じて区の補助金などもご提案しながらお店の情報発信のお手伝いをさせていただいています。
Q2.どうして・どんな経緯ですみだでお仕事・活動をされているのですか?
実は、最初は墨田区のことはあまり知りませんでした。グラフィックデザイナーになりたいなって思った時に、いろんな会社を見て、当時まだ地域イベントをしていなかったトーキョーアートに入社しました。
その後、「すみだストリートジャズフェスティバル」や「すみだバルウォーク」など地域のイベントにかかわるうちに、知り合いがどんどん増えていき、その流れで墨田区商業コーディネーターにも任命していただきました。
Q2
Q3.すみだの魅力<人・モノ・場所など>を語ってください!
ひとの受け皿がすごいなと思っています。
私は北区に住んでいるので、墨田に住んでいる人間ではないのですが、娘や孫のようにかわいがっていただいています。
まわりをみても、アーティストやビジネスマン、結婚などをきっかけにすみだに引っ越してきた人など、いろんな人が地域に根づいて活躍されています。
私も人と話す中で、すみだの魅力に気づいていき、また受け入れていただいて、より深い関係になったっていうのは、お住まいの方の人柄によるところも大きいかなと思っています。
Q3
Q4.すみだが5年後どんな街になっていくと良いと思いますか?
墨田区はいろんな人が入ってくる街。
下町らしさであったりとか、人情で人が濃く繋がる風土など、昔からの魅力もあれば、おしゃれな雰囲気のカフェや、住みやすく利用しやすい駅周りの発展など新しい魅力もあります。両者が地続きでつながっているところが素敵だなと思っています。
そういった、今のすみだが持っている魅力を外の人にもっとお伝えすることができたら、この街で暮らしたい人、関わりたい人が増えていくと思います。そうやって、人がもっと集まってきてくれたら嬉しいです。
PROFILE

太田茉莉瑛

東京都出身。高校卒業後、株式会社東京アート印刷所(現トーキョーアート)にデザイナーとして入社。2年間のアルバイト期間を経て社員に。現在は営業兼ディレクターとして、企業・団体・お店とのコラボ企画や墨田区商業コーディネーターとして活躍。地域の商業活性化に向けた取り組みを推進し、地元企業との連携を強化。イベントの企画やプロモーション活動を通じてすみだの魅力を発信し続け、地域の発展に貢献している。